AE-ATmegaでハンダ練習 〜動作確認編〜
先日、はんだ付けしたAE-ATmegaを実際に使っていきたいと思います。はじめにATmega328pにArduino用のブートローダを書き込み、Arduino IDEで製作したプログラムを動作させてみます。
AE-ATmegaにブートローダを書き込む
ブートローダを書き込む方法はいくつかありますが、私は手持のArduino Unoを使った方法をためしました。以下のサイトを参考にブートローダを書き込みました。
3ステップでブートローダを書き込みます。
Arduino Unoにブートローダ書き込み用プログラムを書き込む
Arduino IDEを開き、「ファイル」→「スケッチ例」→「Arduino as ISP」からサンプルプログラムを開きます。このプログラムをそのままArduino Unoに書き込みます。
ArduinoとAE-ATmegaをジャンパ線で接続する
参考サイトの図のようにArduino UnoとAE-ATmegaをジャンパ線で接続します。
私は、ICSPと呼ばれるピンに接続しました。AE-ATmegaの13〜11ピンに接続してもいいようです。
AE-ATmegaにブートローダを書き込む
接続が終わったら、Arduino Unoをパソコンに接続します。Arduino IDEの「ツール」を開き、「書き込み装置」を "Arduino as ISP" に設定したら、「ブートローダを書き込む」を押します。エラーが出なければブートローダの書き込みは完了です。
Lチカで動作確認
これでAE-ATmegaはArduino互換機として使えるようになりました。早速Lチカで動作確認をしてみましょう。
今回はD5ピンにLEDを接続して1秒おきに点滅させました。簡単な動作なのでプログラムは掲載しません。
写真の通り、LEDを光らせることができました。この時、Serial通信を使ってパソコンへ文字送信も行っていましたが、こちらもしっかり動いていました。はんだ付けがうまくいっていたようで一安心です。
作って動かしてみた感想
AE-ATmegaをはんだ付けするところから、プログラムを動作させるまで一通り行ってみました。使用する部品数も少なく、はんだ付けが難しい箇所もないので初心者にうってつけかと思います。また、表面実装の部品を使わなくてもArduino Unoとほぼ同じ大きさのマイコンボードが作れることも驚きでした。AE-ATmegaを参考に自分でもマイコンボードを設計してみたくなりました。